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【2022年版】漫画動画を作る会社のおすすめ

July 15, 2021

こんにちは!

本日は、昨今活用事例が増えている『漫画動画』について、そもそもどういったジャンルのものがあるのか、制作会社によってどういった差があるのかを見ていき、制作できる制作会社のおすすめを挙げていきます!‍

目次

1、漫画動画の種類

2、漫画動画の事例
②-1『YouTube漫画動画チャンネル』
②-2『YouTube漫画動画広告』
②-3『サービス紹介などの漫画動画』
②-4『採用用途の漫画動画』
②-5『マンガの動画化』

3、おすすめのマンガ動画に強い動画制作会社
③-1『株式会社DoFull』
③-2『株式会社​まんがたり』
③-3『株式会社ファインズ』
③-4『株式会社サイドランチ』
③-5『株式会社ラプラス』

4、まとめ

1、漫画動画の種類

最近多くなってきているマンガ形式の動画ですが、実は様々な種類があります。大きく分けると下記です。

・【コンテンツ】YouTube漫画動画チャンネル
・【ツール】YouTube漫画動画広告
・【ツール】サービス紹介などの漫画動画
・【ツール】採用用途の漫画動画
・【コンテンツ】マンガの動画化

と、たくさんありますが、かなりざっくり分けると、その漫画動画自体がコンテンツ(YouTube漫画動画チャンネル、マンガの動画化)な場合と、漫画動画はあくまで目的を達成するためのツール(サービス紹介、商品販売用)の2つになります。

2、漫画動画の事例

たくさん種類のある漫画動画ですが、それぞれ事例を見てみましょう。

②-1『YouTube漫画動画チャンネル』

まずは『YouTube漫画動画チャンネル』。このチャンネル自体がコンテンツとなっていて、企業は定期的に視聴者が求めているコンテンツを制作してアップしていきます。収益は広告収入の場合が多く、なかにはチャンネル内に登場するキャラクターをIP化し、グッズ販売など、チャンネル外部でもきちんと収益が立つような工夫をしています。

①フェルミ研究所

・チャンネル登録者数206万人(2022/06 現在)
・2018年頃から漫画形式の動画を上げている元祖漫画動画チャンネル
・フェルミ漫画大学という派生チャンネルも運営

引用:https://www.youtube.com/channel/UC3-1iYGHfR43q_b974vUNYg

②ヒューマンバグ大学

・チャンネル登録154万人(2022/06 現在)
・人間は追い詰められるとどうなるのか?を表現するダーク系チャンネル
・「バベル裁判所」「エモル図書館」など複数の漫画動画チャンネルを運営
引用:https://www.youtube.com/channel/UC7umTzIrIJq8Xh428lj0M5A

③テイコウペンギン

・チャンネル登録者数107万人(2022/06 現在)
・漫画動画をアニメ風にしたチャンネル。
・混血のカレコレ、全力回避フラグちゃん!など様々なコンテンツを配信
引用:https://www.youtube.com/channel/UCUTgXNqRBqR33D5q10DfQXw/featured

上記に挙げた例はあくまで一部で、他にも「アシタノワダイ」「エトラちゃんは見た!」などの漫画動画チャンネルがYouTubeには多数存在します。

まずフェルミ研究所が漫画動画のフォーマットをYouTube上で話題化し、「YouTubeで漫画動画は見られる」という確証を得られたプレイヤーが続々と参入してきた形となります。

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②-2『YouTube漫画動画広告』

そして、2020年春頃から一気に活用事例が拡大したのが『YouTube漫画動画広告』です。最初はダイエットサプリなどのコンプレックス商材を販売するためのツールとして使用されていました。同時期にコロナウイルスが拡大することで、YouTubeに広告を出す企業が減ったこともあってか、YouTube広告市場がほぼ無法地帯となり、アダルト色の強い規約違反のストーリーや薬機法違反の動画がバンバン上がっていました。(現在は規制が厳しくなり、規約や法律に違反する広告動画は無くなってきています)

「漫画動画は商品販売のための良い販促ツール」という認知が広がり、化粧品メーカー、脱毛クリーム、口臭予防など、様々な企業が参入しました。大抵、サブスクリプション購入などで初回が安価にお試しできる、などの商品です。今でも多くの企業が漫画動画を販促ツールとして利用しています。

なぜ漫画動画は売れるのか?これまで、広告動画というと商品の魅力をダイレクトに伝えたり、キャンペーンなどのマーケティング施策で顧客の購買意欲を駆り立てたりする手法がメインでした。「この商品買って!」と言わんばかりの動画が多かったのです。

漫画動画は今までの打ち出し方と根本的に異なります。まず、全く商品を知らない視聴者の場合でも、共感できる冒頭部分を作り出しています。例えば、「憧れの彼に告白したけど、毛が濃いことが原因で振られてしまった」「口臭が原因で友達が離れている気がする」など。少しコンプレックス系なものも多く、表現が大袈裟なものもあるので一概にいいとは言いませんが、視聴者の共感や興味を引くことは十分にできています。

通常の動画広告ではどうでしょうか?最初から商品の魅力を伝えてきます。他の商品との差別化ポイントを述べてきます。営業などでいうと、耳栓をされている状態ですよね。いくら魅力的な情報であったとしても「その商品を買おうと思っている人」か「その商品や化粧品に興味がある人」にしか刺さらないのではないでしょうか。

少し脱線してしまいました。話を戻します。

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②-3『サービス紹介などの漫画動画』

企業の商品やサービスを顧客に伝えるための漫画動画です。最近事例が増えてきている印象で、ランディングページごと漫画の世界観を作り出したり、しているところもあります。YouTube漫画動画広告との違いは、視聴者の共感などよりもオリジナルストーリーを重視しているところにあります。

『豆腐王は俺だ!』by ハウス食品株式会社

・凄味シリーズの雰囲気が伝わるような世界観をLPでも演出
・漫画動画はアニメに近い形でヌルヌル動く
・「麻婆豆腐を食べる」という体験を新感覚で伝える。
引用:https://housefoods.jp/products/special/sugoaji/senshiden/index.html

『三井住友アセットマネジメント・マンガ動画』by株式会社サイドランチ

・難しい印象を持たれがちな投資系のサービスをオリジナル漫画動画化
・ストーリーが分かりやすく、興味を持ちやすい
・引きのある冒頭シーン後に、サービス説明
引用:https://sideranch.co.jp/movie/

上記の2例は先程のYouTube漫画動画広告とは少し異なり、商品ごとに異なるオリジナルストーリーを作り出します。そして、視聴者の共感よりも作品の世界観、商材の世界観を推したものになります。

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②-4『採用用途の漫画動画』

こちらについては前回事例を交えて詳しく解説したnoteを書いたのでこちらを参考ください。

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②-5『マンガの動画化』

こちらについては下記のような事例があります。出版社が自社で抱えている原作マンガの動画化をおこないます。内容はマンガの内容と同様のもの、ダイジェストで抜き出したものが多く、物語に興味を持った視聴者がアプリインストールや電子書籍購入などを促します。

『ストーカー行為がバレて人生終了男 』byマガジンチャンネル

・マガジンオリジナルストーリー
・数話分を無料公開
・アプリで連載中
引用:https://youtu.be/wZyHhKEubD8

『チェンソーマン』byジャンプチャンネル

・新刊発売時の公式PV
・視聴者の興味を引くための演出多数
引用:https://youtu.be/VPB_J6Egi28z

3、おすすめのマンガ動画に強い動画制作会社

目的に応じて様々なマンガ形式の動画を作っていく必要があると思います。本日は、数あるマンガ動画制作会社の中でおすすめの会社を挙げていきます。

③-1『株式会社DoFull』
・マンガ動画の累計制作本数300本以上
・『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』を手がけるコルクのマンガ家作品を動画化
・マンガ動画制作のスクール運営

株式会社DoFullは東京都渋谷区に本拠地を置く動画制作会社です。マンガ動画の制作実績が豊富で、累計300本以上マンガ形式の動画を制作しています。『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』を手がけるコルクと協業してマンガ動画を作っており、「ストーリー×動画」の力で企業のニーズに応えています。

▼企業詳細
会社名:株式会社DoFull
代表者:河辺昇輝
HP:https://www.dofull.co.jp/
お問い合わせ:https://www.dofull.co.jp/contact
実績:https://www.dofull.co.jp/work
その他:『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』を手がけるコルクがDoFullと協業し、マンガ動画の提供を開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000075707.html

③-2『株式会社​まんがたり』
・ワンストップで漫画動画制作
・連載経験のある漫画家も在籍
・そのほか漫画に特化したイラスト制作や広告まんが制作など幅広く実施。

『次世代マンガ家の活躍する場を創る』というビジョンを掲げ、漫画家向けの支援事業やマンガ動画のワンストップ制作サービスを実施しています。連載経験があり、画力や企画力のある制作メンバーも在籍しているので安心です。

▼企業詳細
会社名:株式会社まんがたり
代表者:前田雄太
HP:https://www.mangatari-comictalk.com/
お問い合わせ:https://www.mangatari-comictalk.com/contact
その他:マンガ動画制作サービス『マンムビ』https://peraichi.com/landing_pages/view/mangamovie

③-3『株式会社ファインズ』
・高クオリティ
・モーションコミックで、漫画動画よりさらに上のランク
・豊富な漫画制作実績高品質なモーションムービーにも対応。

単純に動かすだけのマンガ動画ではなく、カラーリングやキャラの動きなど演出部分へのこだわりも感じます。動画ではなく、漫画のみの案件の取扱数も豊富です。

▼企業詳細
会社名:株式会社ファインズ
代表者:三輪 幸将
HP:https://e-tenki.co.jp/
お問い合わせ:https://e-tenki.co.jp/contact/
その他:『コミック動画』ランディングページ
https://manga-factory.net/service/comicmovies/comicmovie

③-4『株式会社サイドランチ』
・漫画制作の専門会社
・動画制作実績も多数
・Vtuber動画やそのほかイラストなど漫画動画以外のイラストも強い

漫画の制作を専門としている制作会社です。漫画動画はもちろん、イラスト制作や、Vtuber系の動画制作など関連事業にも積極的です。企画、編集力も持ち合わせているため、企画から含めてまるっと依頼することが可能です。

▼企業詳細
会社名:株式会社サイドランチ
代表者:志田 隆一郎
HP:https://sideranch.co.jp/
お問い合わせ:https://sideranch.co.jp/contact/
その他:『漫画動画』ページhttps://sideranch.co.jp/movie/

③-5『株式会社ラプラス』
・漫画、イラストの動画制作が得意
・外務省など国の案件も実施
・漫画動画よりもハイクオリティなモーションコミック系を制作

株式会社ラプラスは漫画やイラストが得意な動画制作会社です。ゴルゴ13を用いて海外の安全対策の必要性を訴えるコンテンツをYouTubeで発信しています。漫画動画よりも、アニメーションに近い動画制作を実施しています。

▼企業詳細
会社名:株式会社ラプラス
代表者:大西 守
HP:http://laplace-d.co.jp/
お問い合わせ:http://laplace-d.co.jp/form.html
その他:『漫画動画』ページhttp://laplace-d.co.jp/index.html#intro

4、まとめ

いかがでしたでしょうか。本日は、漫画動画の現在の事例まとめや、現在オススメの制作会社について書きました。漫画動画は本当に目的によってどのような制作物が良いのか変わってきますので、信頼できる制作会社に問い合わせして一緒に進めていってくださいね。

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